(RAMディスク=メインメモリの一部を利用し、ハードディスクのように使う仕組み。通常のハードディスクに比べデータの転送速度が圧倒的に高速という特徴がある)
■RAMディスク化することで以下のメリットがあります。
①インターネットブラウジングの高速化
ウェブブラウザのキャッシュファイルを高速なRAMディスクに設定することで、
IEやFireFoxの動作が早くなる
(HDDにキャッシュファイルを残さないことでセキュリティ面の効果もあり)
②SSD特有のプチフリーズ現象の抑制
テンポラリファイルの保存先をSSD⇒RAMディスクに設定するため、
SSDの読み書き負荷を軽減し、プチフリーズ現象の発生を抑えられる
③SSDの長寿命化
SSDへの負荷をRAMディスクに転化することで、HDDと同じくらいの寿命を期待できる
(SSDは書き込み回数の上限がHDDと比較して少ない)
■デメリット
①メインメモリの容量減少
メインメモリの一部をRAMディスクとして確保するため、メモリの容量が十分でない環境ではパフォーマンスを低下させることがある
②テンポラリデータの消失
テンポラリファイルはPCの電源をオフする度に消える
(基本的には消えてしまっていいファイルなので、デメリットというよりは留意点ですね)
③設定が比較的複雑
RAMディスクの設定はそれなりにコツがあり、誰でもこうしておけばOK的なオートマチックな設定がありません
とは言えRAMディスクはHDDに比べて20倍位高速なので、上手く活用すればパフォーマンスを大幅に向上させることができます。(特にSSD化済みのPCはプチフリ軽減などの恩恵もあります)
デメリットの①もOSがWindowsXPならメインメモリは512MBあれば十分という人も多いでしょう。
②③についても全自動とはいかないまでも、セミオートマくらいのソフトが出ていますので導入を検討するのも良いかと思います。
RAMディスク化のおすすめソフトは・・・
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