購入しました。MAC Book Air 11" (俗に言う竹モデル)
レッツノートのRやJシリーズから比べると二周りくらい大きく、キーボードの配置も随分と余裕があります。多少ミスタッチしがちですが。キーボードのバックライトが光るところは非常に所有欲をそそります。
ケースは旧型Airサイズがそのまま使えるので、Speck製を併せて購入。
Windowsに慣れきっていたため、購入直後にBootcampするつもりでしたが、2日も使うとLionでも90%の動作が困らなくなりました。また、仕事中はレッツノートのJシリーズ。プライベートはMBAとなりましたが、マルチタッチジェスチャについては非常に便利なので、レッツノートに戻るとつい複数の指でトラックパッドを動かしたくなります。
動作もキビキビとしていますし、バッテリーも実働で4時間近くもつようです。一番気にしていた静穏性(ファン音)も通常のブラウジング程度であれば全く回らず、グレア液晶の反射も全く気になりません。多少サイズアップと重量増したところを減点して満足度は90%です。
仕事場ではドメインに参加するケースが多いと思いますが、BootCampも実用的で代用できますし、この価格・このサイズでメインマシンと遜色ないスペックのノートが買える。いい時代になったものです。
R3 7年間ありがとう。
2004年5月に発売され、7年間現役で活躍してきてくれたR3。
いよいよ引退する時が来ました。
もちろん今もメインPCとして使用していますが、最近は以下の3点が気になり買い替えを決意した次第です。
①バッテリーのへたり
フル充電したバッテリーが1時間程度しか持たなくなってきた(昔のように5時間近く粘ることができなくなった)
②液晶のへたり
明度をMAXにしても、購入時の明るさからすると60%くらいにへたってきた
③高画質ムービーの再生能力
YoutubeにあるHD解像度のPV等を再生した場合、コマ落ちはしないもののCPU使用率がほぼ100%。
この状態だとムービーの再生を中断したりWindowを切り替えたりするレスポンスが非常に重い。
④エンコード能力
動画や音楽を少なからずiPhoneに転送する機会が増え、エンコード(主にCPU)の処理スピードが重要になってきた。
【総評】
①はバッテリーを購入すればいいのですが、②は交換コストの面から何ともしがたいです。
また、③④はコンテンツのリッチ化が進んできた結果、R3の処理能力の限界が来たということで新しいPCに買い替えたほうがよいと判断しました。
7年間もよく頑張ってくれたものです。
リプレースPCについては、2011年夏に発売が噂されている、Sandy Bridge搭載のMacBook Air 11インチを購入する予定です。
該当機がノングレア液晶でない、ファンレスでないのは非常に残念ですが、SSDを標準搭載しておりiPhoneアプリの開発も出来る魅力があります。
R3は大変愛着がありますので、MacBookAir購入後も予備機として手元に残し、NASサーバとして再利用しようと考えています。
仕様上、USB2.0経由のHDD接続速度は30MBytes/sec程度出るようですし、GigaBitイーサネットカードを増設すればFreeNASで市販のNAS製品よりも安く高機能でそこそこスピードの出る(20MBytes/sec程度)サーバとして頑張ってくれそうです。
静穏で低消費電力、UPS機能付きはパーソナルユースにはぴったりですし。
まずはMacbookAirを購入してからの話にはなりますが、NAS化が軌道に乗ったらまた記事にしたいと思います。
レッツノートの人気のヒミツは? 目立たない3つのスペック
購入者の方はご存じの通り、レッツノートはとても満足度が高いPCです。しかし、レッツノートだけ特別高性能・高機能という訳では決してありません。
なぜでしょうか?
約5年Rシリーズを触ってみて、そのヒミツは一般的にPCを購入する際にあまり目立たない3つのスペックが際立って優れているのだと思います。
他のPCにはなくて、レッツノートにはある。
目立たない3つのスペックとは・・・
①タフ
・満員電車で押されても、うっかり机から落としてもビクともしない筺体
R8の公称では100kg負荷試験を実施し、コンシューマ向けPCとしては
恐らく日本一頑丈と言えるでしょう
私も何度か落としてヒヤッとしたことがありますが無事でした。
(PCは修理代が高額なので、頑丈という見えにくいスペックはピカイチです)
1.キーピッチの広さ (Rで17mm、Wで19mm)
⇒Rシリーズでもストレスなくブラインドタッチできるキーピッチ
2.べぜル枠がほとんどなく、正方形に近い=表面積の大きい液晶
⇒コンパクトな筺体ながら、スリムベゼルで液晶部分の比率が大きいので意外と広く使えます
3.2.5"のHDDを採用
⇒小型化する場合、ディスクアクセスの遅い1.8"HDDを採用することがあります
しかし、レッツノートでは2.5"のHDDが採用されているため、ディスク性能が犠牲になりません。
(2.5"サイズは大容量HDDへの換装やSSD化する時も便利です)
筺体の大きさは競合するPCと変わりませんが、使い易さを犠牲にしないバランスの取れたコンパクトさがあります。
③スタミナ
・公称9時間のバッテリー長時間駆動
実際に電源アダプタなしの状態で5時間稼働します。2時間の会議でも、3時間の新幹線の中でも余裕で持つので安心感があります。
スタミナを優先すると重さが犠牲になりますが、モバイル中にバッテリー切れを心配して常にACアダプタを持ち運ぶ、といった本末転倒な状況から解放されます。
以上、何をしたいかにもよりますが、パソコンが何かをする道具である以上は
使い易さ>コンパクト
の優先順位だと思います。
処理速度や機能は各社横並びの中、こうした目立たないスペックの価値が満足度に影響しているヒミツではないでしょうか。
SSD換装後のWindowsXP起動ムービー(R3)
を録ってみました。古いカメラなのでブツブツとノイズが入るようです(R3自体は無音)
OSがさらの状態ではないですが、WindowsXPは20秒ほどで起動してきます。
それほど高速なSSDではないので、なかなか健闘しているのかな。
普段はスタンバイ機能しか使わないのですが、Windowsアップデートの時は速さを実感できますね。
⑨どのシリーズを選びましたか?

レッツノートにはY/W/T/Rと4シリーズがありますが、購入の際に光学ドライブの付いているWシリーズと、携帯性に優れたRシリーズとの間でもの凄く悩んだ記憶があります。
・W:画面サイズが大きく、DVDドライブが付いててコンパクト
・R:携帯性が抜群で最もコンパクト
という特徴のある2機種です。購入当時はメインマシンとしても使えて、尚且つモバイルも楽にできるマシンを探していました。
(メインはデスクトップ、外出先でノートというように複数のPCを使うとデータの保存・管理が面倒になっていたため)
『利便性を取るか携帯性を取るか・・・』
予算の制約もあり、WにするかRにするかとても悩ましい命題です。
そんななか結局Rを買うことに決めたのですが、その基準は以下の2つでした。
①RGB端子がある
②光学ドライブは代用が利く
①RGB端子がある
外部RGB端子があると、大画面が必要な時に簡単に外部ディスプレイを接続してデュアルディスプレイ構成にできます。
つまり、画面サイズが10.4インチ・XGAのRシリーズでも、必要な時に必要なだけ画面サイズを大きくすることが可能です。
(R3の場合は最大1600×1200の解像度まで)
②光学ドライブは代用が利く
新幹線での移動中など、2時間くらいDVDを見たいなぁという時があります。
バッテリーの持ちは全く問題ないですが(さすがレッツシリーズ)、Rには光学ドライブが物理的にないのでどうしようもありません。
と思いきや、仮想ドライブ化ソフトを使うことで、ハードディスク容量の許す限りDVDを見ることが可能でした。
簡単に言うと、USBなどで接続した光学ドライブから、DVDの内容をハードディスクに丸々データ化(ISO化)してしまい、そのデータを参照するという方法です。(この仮想ドライブはDVDの視聴に限らず、なかなか重宝する機能です)
こうすることでDVDのメディアもいちいち持ち歩かなくて済むようになりますし、DVD⇒HDDにしておくことでアクセスが高速になったり、光学ドライブを動かさなくてすむ=バッテリーの持ちが悪くならないというメリットも出てきます。
(もちろん最初にリッピングする手間はかかります)
Rシリーズでも『必要な時に必要なだけ、簡単に利用できる』
ということが分かり、当時の私はWシリーズではなく携帯性が抜群のRシリーズを選びました。
今でもとても満足しています。
(とは言え、初めてPCを購入される方におすすめするのは、最もバランスの取れたWシリーズですね)
⑧RAMディスク化のおすすめソフトは?
このソフトは導入しやすく、設定も分かりやすいです。
①導入しやすい
・インストール手順は他のアプリケーションソフトと同様
②設定しやすい
・日本語対応
・設定画面を開いてチェックするだけ(IE、FireFox対応)
・ディスクサイズやドライブレターも自由に変更可

簡単な特徴を上げましたが、導入から設定までとても分かりやすい記事がありましたので、ご紹介します。
RAMディスク自体のパフォーマンスもGavotte Ramdiskより速いようですし、なんといっても、IOデータのメモリをお持ちの方であれば無料でダウンロードできるのが嬉しいですね。
私のR3はメインメモリが512MBとちょっと心もとないのですが、ほとんどブラウジングしかしないためRAMディスクを128MB作成し、FireFoxのキャッシュ領域に64MB、Windowsのテンポラリ領域に64MBとして使っています。
PCの用途にもよりますが、メインメモリを512MB以上積んでいる方はRAMディスクをうまく活用して、レッツの限界性能の引き出しに挑戦してみるのも面白いかもかもしれません。
⑦チューンアップのタネ明かし
タネ明かしというほどでもないですが、ポイントはRAMディスク化です。
(RAMディスク=メインメモリの一部を利用し、ハードディスクのように使う仕組み。通常のハードディスクに比べデータの転送速度が圧倒的に高速という特徴がある)
■RAMディスク化することで以下のメリットがあります。
①インターネットブラウジングの高速化
ウェブブラウザのキャッシュファイルを高速なRAMディスクに設定することで、
IEやFireFoxの動作が早くなる
(HDDにキャッシュファイルを残さないことでセキュリティ面の効果もあり)
②SSD特有のプチフリーズ現象の抑制
テンポラリファイルの保存先をSSD⇒RAMディスクに設定するため、
SSDの読み書き負荷を軽減し、プチフリーズ現象の発生を抑えられる
③SSDの長寿命化
SSDへの負荷をRAMディスクに転化することで、HDDと同じくらいの寿命を期待できる
(SSDは書き込み回数の上限がHDDと比較して少ない)
■デメリット
①メインメモリの容量減少
メインメモリの一部をRAMディスクとして確保するため、メモリの容量が十分でない環境ではパフォーマンスを低下させることがある
②テンポラリデータの消失
テンポラリファイルはPCの電源をオフする度に消える
(基本的には消えてしまっていいファイルなので、デメリットというよりは留意点ですね)
③設定が比較的複雑
RAMディスクの設定はそれなりにコツがあり、誰でもこうしておけばOK的なオートマチックな設定がありません
とは言えRAMディスクはHDDに比べて20倍位高速なので、上手く活用すればパフォーマンスを大幅に向上させることができます。(特にSSD化済みのPCはプチフリ軽減などの恩恵もあります)
デメリットの①もOSがWindowsXPならメインメモリは512MBあれば十分という人も多いでしょう。
②③についても全自動とはいかないまでも、セミオートマくらいのソフトが出ていますので導入を検討するのも良いかと思います。
RAMディスク化のおすすめソフトは・・・
⑥さらにチューンしてみた
⑤リメイク後記
換装後の感想
■Good
・音のしない(ノイズのない)パソコンはいいものだ
・バッテリー駆動時間も心なしか延びた
・ディスクアクセスが高速になりアプリケーションの立ち上がりが目に見えて速くなった
・愛着が沸いた
■Bad
・換装作業に1時間くらいかかる
・事前の調べものにもかなり労力がかかる
・プチフリーズが発生する時がある?(1時間に1回くらい10秒ほど止まることあり)
・保証がなくなった(5年保証に入っていたので)
・リメイクパーツ代として約1万7000円の出費
とは言え自動車や自転車のカスタマイズと同様にR3もリメイクしてみましたが、
なかなか自己満足できる結果となりました。
なかなか自己満足できる結果となりました。
特にPCが無音なのは想像以上に快適です。
R3はクライアントPCとして使わなくなっても、小型のLinuxサーバとして使えるので重宝するでしょう。(ノート故の省電力+UPS付きのPPTP、DLNA、Sambaサーバなど)
④どのくらい性能があがったか?
③リメイクするパーツ
実際に購入したリメイクパーツはこちら
S/N:244352-0465
②802.11ND-MPC (Mini PCIスロット用11n)約1時間のパーツ交換作業後、事前に作っておいたR3のリカバリDVDを使ってリカバリを実施します。
(交換作業は先人達の豊富な参考資料がありましたので、ここでは割愛します)
特に参考になったのは以下のサイトです。
SSD化は41ピン折りではなく、カッターでフィルムカットしました。
(簡単なのでお勧めです)
さて換装後の性能は?
SSD化すると高さが2mm低くなるので、100円ショップで買っておいた底上げグッズを付けて、SSDがグラグラしないようにしておきます。
②どこをリメイクする?
前述のキャッチコピーを満たすため2つのパーツ交換を実施することにしました。
①HDD⇒SSD化 (静穏化、消費電力軽減、アクセス速度向上)
②11g⇒11n化 (通信速度高速化)
①の最大のメリットは無音マシンになることです
元々ファンレスなR3のHDD⇒SSD化(0スピンドル化)することにより無音状態になります
・もう一つはバッテリー駆動時間の延長
SSDの消費電力がHDDよりもローコストのため、9時間と銘打っているバッテリー駆動時間が更に延びます
(とはいえ大容量のメインメモリを増設すると、バッテリーの持ちが悪くなってしまうのでメモリは512MB)
・そして、ディスクアクセスの高速化
2.5"HDDではIDEインターフェースの転送速度限界(100MB/sec)の2割もいかないので、底上げします。
②のメリットは通信速度の高速化です
せっかく光回線を引いても11gの仕様により実際の速度は20Mbps程度に制限されてしまいます。
(ファイルのダウンロード、高ビットレートの動画など、11gの転送速度では荷が重い状況が多くなりました)
最近は11nルータの価格がこなれてきて、インフラを改善する費用対効果が高くなったこともプラスです。
たった2箇所のリメイクですが、寝ットブックもといネットブックと同等程度と割り切ると、R3はリーズナブルでバランスの取れたマシンに生まれ変わります。(はずです)
①なぜR3のリメイク?
昨今発売されているネットブック。
値段も安くて種類も豊富ですがどストライクなものって意外とないものです。
【個人的な希望要件】
・ノングレア液晶(映り込みが少ないと目に優しくてありがたい)
・XGAサイズ以上の解像度(快適なネットサーフィンには必須)
・軽いこと、小さいこと、静かなこと、バッテリーが持つこと(日本人だなぁ)
・ニコニコでカクカクしないくらいのスペックがあること(ストレスを感じるくらい重いのは勘弁)
・安いこと、あまりチープな外装じゃないもの(わがまま?)
これらをバランス良く満たすPCを色々探してみた結果、EeePC S101が一番条件に近いようでしたが、ファンレスではなく縦の解像度も600と実に惜しい・・・。
『ないのなら 作ってしまえ PCを』
ということで、Let's note R3(CF-R3DW1AXR)をリメイクすることにしました。
どうせリメイクするのであれば、どうすれば自分が欲しくなるか分かりやすいキャッチコピーを付けようということで考えてみました。
『世界最小、最軽量、最長駆動の無音パソコン』
無音パソコンというのがミソです。
大風呂敷を広げたようですが、使い易さの改善を最重要とし、金銭的にもリーズナブルなリメイクが目標です。
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